洗面台SGU-75Bの交換可能水栓は・・・?「M様の洗面化粧台混合栓を取替え」2からの続きになります。
Mさんと打ち合わせの結果、3種類のデッキ水栓(洗面タイプ)用の中から2バルブ式湯水混合栓TKM66Aを選択し取り付けすることになりました。2014.2.5
洗面化粧台のキャビネット内にある湯、水の止水栓を閉栓
まず初めにフレーキ管からタテカランプライヤ(KT-250)を使って取外し
使用方法はタテカランプライヤ(KT-250)の使い方「洗面所をリフォーム」17を参考にして下さい。
フレーキ管はパッキンを新しいものに交換して再利用します。
逆止弁を取外しの後、カラン締め付けナットをタテカランプライヤ(KT-250)で取外し
この状態で洗面台上から蛇口を持ち上げればすんなりと抜けるはずですが・・・
少し厚めのゴムパッキンが洗面器裏側に張り付いて残っています。
これが結構外れにくい事があるんですよね。
お湯側は簡単に外す事が出来ましたが、給水側はゴムパッキンが硬化している事もあって少し時間は掛かりましたがどうにか外す事が出来ました。
新しい蛇口を上から挿入してカラン回しでナットを締め付け
フレキ管の長さ調整の為に逆止弁も既存のものをそのまま使用することで止水栓との間隔が同じになりフレキ管は以前のものをそのままの長さで使用できることになります。
白色の洗面ボールとは、同系色で違和感はありません。
ポップアップの排水栓も同時に取替えする事になります。
排水ジャバラの樹脂袋ナットを弛めてその上にあるポップアップ排水栓上部(銀色)部分を撤去
画像に残すことは出来ませんでしたが、弛み止めのナットを弛めてからでないと取り外しが出来ないようになっています。
ポップアップ排水栓上部(銀色)が取り外しが出来れば排水金具のナットを弛めることができます。
排水目皿は下側からナットで締め付けしてあるだけなのですが、時にはボールの目皿が、共廻りして外し辛い事もありますのでラジオペンチなどをボールの目皿に差し込みし、片手でボールの目皿を固定しながらキャビネット側のナットを緩めないと外し辛いことがあります。
心配を他所に簡単に外すことが出来ました。
新しい排水金具を取付け
洗面ボールと排水金具との間に付属のゴムパッキンは入っていますが、締め付け部分にはシールテープを二巻きほど巻いてから樹脂ナットを締め付けしています。
ポップアップ排水栓上部(銀色)を取除いて出来た隙間分、排水ジャバラを持ち上げて締め付けする事になりますから排水ジャバラと排水パイプとの差込状態は確認しておく必要があります。
キャビネット底板を外しジャバラと排水パイプとの接続部分に問題が無いか、差込しろが十分にあるか?などを確認
完成です。
今回作業途中で排水金具のSトラップの締め付け部分でパッキンが硬化してパイプが抜けやすくなっていることに気が付きました。
パッキンの持ち合わせがあれば替えておくのですが、抜け止め防止のため応急措置で樹脂袋ナット上からビニールテープ巻きしておきました。