A様の奥様から電話があり数週間前からトイレのロータンクから水漏れ音が聞こえるらしい。
早速、様子を見に出掛けて来ました。
A様宅は「シングルレバーTKJ30Xの自在パイプ修理」でお伺いしてからですから本当に久しぶりです。
友人でもある旦那さんともお会いしたかったのですが平日なので仕事らしい・・・
早速、トイレを覗いてみました。
最近は、大分少なくなった兼用便器です。
店舗用とも兼ねているらしい。2013.10.26
手洗い付きロータンクの蓋を持ち上げてみました。
ロータンクの蓋を取り外してしまうには、手洗吐水口のホース接続部分(ロータンク蓋裏側の接続口)に手を入れ樹脂ナットを弛め外します。
水面はオーバーフロー管(下画像:白色の浮玉とジャバラ管の間の底から突出た筒状のもの)を越して便器へと流れている状態になっています。
水が常時便器に流れていてロータンク辺りから音がするというものです。
ボールタップは古い感じではないのですが、新しいものと交換する事にしました。
ボールタップを交換するとき、給水管の存在がいつも気になります。
駆動部分は無く、半永久的に使用出来そうなのですが、ボールタップを交換時には殆んど同時に取替えするようにしています。
止水栓への差込部とボールタップに接続する部分のツバ部の劣化で、それに気が付かずに再取付で水漏れがあった経験もあります。\(-_-;)/
それと施工の問題になってくるのですが、給水管の止水栓への差込シロが少ない場合、水圧等で抜け水漏れ事故が起きたりする場合もあります。
こうなると悲惨な状態になりますからね。
近くにある水道部品店へ行き、その日のうちに調達
ボールタップの交換は難しいものではなく-ドライバとモンキーレンチがあれば容易に交換できます。
①-ドライバでL型給水管の止水栓を閉めます。
②L型給水管の止水栓側とボールタップ側の袋ナットを緩めます。
③これでL型給水管は取り外すことが出来ます。
ロータンク内から新しいボールタップネジ部分を差込してタンク外側でツバ付きナットを締め付けるだけです。
給水管は新しく交換しています。
既設工事では給水栓位置の不具合から給水管を強引に曲げボールタップにつなぎ込んでいます。
同じ曲げて接続するのならと給水管に変えてフレーキ管を使用する事にしました。
通水し
ボールタップの止水位置を確認・・・・問題ありません。
手洗いのホース(青色のジャバラホース)を手洗吐水口のホース接続部分(ロータンク蓋裏側の接続口)に接続し蓋をかぶせて完了です。( ̄ー ̄)b