1日目《播種》9.23
2010年は知り合いの方にたまねぎの苗を手配して頂き分けて頂きました。
2011年の植え付けは種苗店で苗「たまねぎの苗購入 ’11」を買っての植え付けでした。
初めてたまねぎの栽培は2009年からです。初めての栽培は種からの栽培でしたがトウ立ちでうまく栽培が出来ずそれ以来、苗を購入しての植付けにしています。
今年は再び種から苗を育て、そして植え付けに再挑戦してみたいと種を買って来ました。
今回は知り合いの方に教えて頂いたり、自分なりに調べたりと手探り状態ですが苗作りをしていきます。
来年、再来年への道しるべになれば・・・・・・という思いで出来る限りメモ代わりに細かく記録していきます。 ガンバル_〆(`・ω´・)・゚・
セルトレイ200穴を@85円×6枚で510円、泉州中高黄(サカタのタネ)238円、黄玉葱(アタリヤ農園)188円、たねまき用培土36リットル948円を用意
苗作りの畝は2週間ほど前に苦土石灰と堆肥、肥料を撒き耕しておきました。2012.9.23
バケツに培土を入れ水を入れ少し湿らせた状態を作ってからトレイに培土を詰めました。
スコップの裏で均一にならして、全体に均一に入った様でも指で押し込んでみるとスカスカで中の方まで土が詰まってない箇所が・・・・・特に端のほうに出来てしまいます。
どうしても端の方は外にこぼれる為かうまく中の方まで入っていかないので気を付けたいところです。
倍土を詰めた後、手で均等に詰まっているかを必ず確認
セルトレイの隅にネームプレート用の小さな穴を開けています。
今回植え付けは2品種であるため間違わないように播種日付と品種を記入したものを吊るしておきました。
黄玉葱
1穴1粒ずつ出来る限りセルの中央部に入れていきます。
これが一番つらい作業です。
黄玉葱600粒と泉州中高黄400粒を播種
種蒔き後、種まき培土でトレイ全体に均一に覆土し平板で押さえ密着
平坦に耕した畝に5枚のセルトレイを仮置きし位置決め
位置が決まればセルトレイを上から押さえ地床に隙間がなくなるように密着させます。
セルトレイの幅のコンパネなどをセルトレイの上に置いて自分の体重を掛ければ簡単に密着できます。
密着させたセルトレイ と置いただけのセルトレイ
全てのセルトレイを密着させセルトレイと地床を一体化
5枚並べ終わった状態でシャワーで十分にかん水
乾燥させないように新聞紙をセルトレイの上に被せ寒冷しゃでトンネル掛け
これでこの日の作業は終わりです。
5日目《発芽》9.27
かん水は基本朝1回で午後、培土表面が乾いたらもう一度、かん水しますが夕方にはかん水はしません。
数個の芽が出始めています。2012.9.27
6日目《かん水》9.28
種蒔きから6日目セルトレイ全体を観察してみると30%ほどが発芽2012.9.28
基本的にかん水は1日1回と決めていますが、倍土表面を観察しながら状況に応じてかん水しています。
7日目《たまねぎ苗の暴風雨対策》9.29
台風17号が接近中です。
暴風雨で発芽しかけのたまねぎの芽が流されたりなどの被害を防ぐ為、夕方4時頃から寒冷紗の内側にビニールシートを貼り付けしました。
寒冷紗の上にビニールシートを被せ、その上にもう一枚寒冷紗で押え
ハウスとまでは言わないですが、一畝くらいの温室が欲しいです・・・・・・考えて見ます。2012.9.29
8日目《新聞紙の被せを取り除き》9.30
台風17号の影響で目を覚ました時には凄い雨でした。
今日で8日目、発芽の状況によって被せてある新聞紙の取り除きの予定です。2012.9.30
90%くらい発芽している状況のため新聞紙の被せを取り除き
まだ雲行きは怪しそうです。雨と風を心配してビニールシートはそのままにしておきます。
9日目《暴風雨の後》10.1
暴風雨対策用のビニールシートを外しましたが万全にしてあったつもりでいましたが寒冷紗の内側のシートの端が外れ中で暴れたため端の方の苗がかなりちぎれている状態のものがあります。2012.10.1
日が当たった場合に蒸れる事を心配しシートは取り外し
雨が降った日の翌日は風が強い事が多いので寒冷紗は2重のままにしておきます。
足りなくなったマルチ押さえを急遽新規に作り寒冷紗の固定に使用
12日目《しっかり自立》10.4
毎朝のかん水と午後、培土表面の乾燥状態で午後2時ごろにも2回目のかん水です。
この頃になると苗はかなりしっかり自立してきました。特に気を付けるような事はないと思われますが強いて言えば、屋外での苗作りでは特に暴風対策と晴天時のかん水に気を配る事が必要です。2012.10.4
23日目《かん水を減らす》10.15
この頃には、徐々にかん水を減らしています。2012.10.15
25日目《再び大雨対策》10.17
ふたたび台風接近で早朝から雨が降っています。
夕方に近づくにつれ雨脚が強くなるという予報
ビニールシートを寒冷紗の上に被せ、風の捲れ止めにその上からもう一枚寒冷紗を掛けマルチ押さえで固定
強い雨の場合、セルトレイの倍土が流されることを心配しています。
7日目《たまねぎ苗の暴風雨対策》9.29の時とはシートの被せ方を少し変えています。中にシートを入れると風でシートが暴れたときに苗を傷つけるため、寒冷紗の中に入れ無いようにしました。2012.10.17
32日目《みたび大雨対策》10.24
10月22日、雨が強くなっています。深夜になっての暴風雨対策です。
翌日、ビニールシートはそのままで、今シートを取り外し苗の確認をしましたが、豪雨の被害はありませんでした。2012.10.24
34日目《追肥》10.26
液肥300倍で3ℓ2012.10.26
35日目《葉切り》10.27
苗の丈が15~20㎝以上になっています。
苗の丈を10㎝位に先端を揃えてカットしました。2012.10.27
10㎝高のダンボールの切れ端を定規代わりに苗にあてがいながらハサミで切り揃えていきます。
10㎝高のダンボールから上に飛び出している部分をバッサバッサとハサミでカット
ちょうど散髪屋さんのヘアーカットの様な感じですね。
スッキリしました。
42日目《2回目の追肥》11.3
液肥300倍で3ℓ2012.11.3
47日目《2度目の葉切り》11.8
草丈20㎝を超えた為2度目の葉切り2012.11.8
15cmほどにカット
苗の径が太くなり過ぎている状態のものが見受けられます。
少し心配です。
51日目《ずらし》11.12
11日はかなりの雨が一日中降り続きました。天気予報を参考にして暴雨対策には気を付けています。2012.11.12
定植まで、数日となりセルトレイを持ち上げ断根
うまくセルトレイに手を添えながら持ち上げる事が必要です。余り強引に剥がすとほとんどのセルトレイに割れが生じてきます。
出来れば来年もこのセルトレイを使いたいので・・・・( ^_^ ;)
結構根が張っています。
セルトレイの底穴から出た根
一時間ほどで断根後のたまねぎの苗はしおれが出てきます。
かん水して寒冷紗で覆って終わりです。
54日目《葉切り》11.15
定植を2、3日後に控え朝一番に16㎝ほどに揃えてカット2012.11.15
57日目《苗取り》11.18
播種9.23から57日目、定植のため午前中に苗取り2012.11.18
苗は品種と大きさ別に4~8㎜の間でL、M、Sの三つに分類
苗は太りすぎと思っていましたがよくよく観察してみるとSがかなり多いです。
次回の苗作りの改善点のようです。
54日目《葉切り》11.15で揃えて葉切りしたつもりですが並べてみるとまったく揃っていませんね。
この日のうちに定植です。
たまねぎ苗の比較へ続く