コンクリート基礎の型枠外し「Y邸のブロック塀作り」4からの続きになります。
この日は、「Y邸のブロック塀作り」の内容から少し掛け離れた作業をするらしい。( ^_^ ;)
施主様の要望で隣地との境界上にある側溝の掃除をする為、蓋を持ち上げたいとのことです。
コンクリート基礎作りをしている方向からの画像ですが、持ち上げる側溝蓋の数は手作業で持ち上げるには余りにも重労働と思われる量ですからね。( ^_^ ;)
側溝蓋を持ち上げるのに活躍した物はユンボとU字溝蓋用クランプ(イーグルクランプ(EAGLE CLAMP)ですが、長年持ち上げることが無かった側溝蓋ですから隙間に土砂が噛んでしまった蓋は重機で強引に引き上げるだけでは作業は上手く捗らないと思われます。
その為に施主様にお願いして高圧洗浄機で側溝蓋周囲に詰まった土砂を洗い出してもらっています。2015/04/12
この様にする事でクランプの爪を側溝の隙間に差し入れユンボで持ち上げる方法で全ての側溝蓋をスムーズに持ち上げることが出来ました。
このクランプには持ち手部分が備わっていてユンボを使わずに手作業でも持ち上げられる様にもなっています。
U字溝蓋用クランプ(イーグルクランプ(EAGLE CLAMP)
施主様が側溝の掃除を行っている間、基礎周辺の作業を行うことにしました。
敷地内を埋め戻し
私は、昨日やり残したセパ端部の雄ネジを折る作業から開始
基礎表面に突き出た短いボルトですが、これは型枠の間隔を一定に固定するために、型枠などに使用するセパレーターと言う金物で職人さんは縮めて「セパ」と呼んでいます。
セパ端部の雄ネジを折るにはセパ折棒を使用
これは数種類あって今回、使用したセパ折棒の形状です。
セパ折棒をねじ山に差し込んで、上下左右に動かして折ります。
セパ端部の雄ネジを折り、この後、セパ穴をモルタルで穴埋め
私のこの現場での作業はこれで終わりになりそうですが、このコンクリート基礎にブロック塀を作り、敷地内にはIさんが砕石を敷き詰めるのだそうです。
仕上りを確認する事が出来ないのは少し残念ですね。( ^_^ ;)