集熱器の補修と据付「太陽熱温水器据付」11

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太陽熱温水器の集熱器を補修「太陽熱温水器据付」10からの続きになります。

昨日は集熱器1枚分の補修で作業を中断してしまいました。

これからの天候状態を予想しながら集熱器表面に覆いをして空だき状態にならない様に気を配っています。2015/02/15

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空だきに関する注意として

  • 給水・採湯配管が遅れているなどで集熱器が数日間、空だき状態で放置される可能性のある場合は、集熱器表面に覆いを設けて空だきを防止してください。
  • 覆いとしては集熱器の梱包用段ボール等を利用し、風で飛ばないように注意して下さい。

ノーリツ太陽熱温水器SJ-320、SJ-420、SJ-320T、SJ-420T、SJ-320S、SJ-420S工事説明書から引用


 

昨日から引き続いて集熱器ガラス内周囲の剥離したアルミ片を取除き、パネル周囲の断熱材にアルミクロステープを貼り付けする作業を行っています。

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集熱器のパネル周囲に使われている断熱材の剥がれ落ちたアルミ片は集じん機で吸い取り

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真夏などかなり高温になると思われるれるので耐熱アルミガラスクロステープで補修をしたかったところなののですが、巻きが少ない割にアルミテープと思えない様な金額なんですよね。

 

今では太陽熱温水器SJ-320、SJ-420の補修部品は供給が終了していて手に入れることができないほど年数が経過しています。

そこで余り費用が掛からない形で補修していくことを考えた時、耐熱ではない一般的なアルミクロステープで補修しています。

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黒色のパネルも隅部分の黒色塗料が剝がれて金属が表れている箇所が見受けられました。

その様な箇所にはつや消しブラックのスプレー式塗料で補修

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ガラス板内部の補修を終わらせた後は、ガラス表面の清掃後、集熱器に被せてステンレスの縁を取付

段ボールで覆いをして屋根上に据え付ける準備が出来ました。。

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この日の応援は、J様とおいちゃんの2人

集熱器を容易に据え付け出来る十分な人数が揃いました。

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引き上げ途中の画像はありませんが、無事屋根上まで上げることが出来ました。

貯湯タンクの左右接続金具と・・・

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2枚の集熱器を接続金具で固定

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貯湯タンク左右側面の点検口カバーを取外し

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貯湯タンク側から出ているフレキホース4本を集熱器のパイプに差し込み

ホースバンドで締め付け

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ここからは、給水側の接続を優先して行きます。

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以前、この給水口の繋ぎ込みは13mmフレキパイプを使用していましたが、今回はナット付きフレキ用エルボ(amazon購入サイトはこちら)とPE継手メネジ13mmをセットで接続

①水道用ポリエチレン二層管をパイプカッターで切断

②袋ナットを通した後、白色樹脂リングを割りのある側から先に通す。

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③水道用ポリエチレン二層管にインコアを根元まで打ち込み

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この時、白色樹脂リングはインコアと離した状態でインコアを打ち込みして下さい。インコアの打ち込み箇所に白樹脂リングがあるとインコアを打ち込み後、白樹脂リングを動かすことが出来なくなります。

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④ナットを十分に締め込みして接続完了!

ナット付きフレキ用エルボ(amazon購入サイトはこちら)を使って接続する利点はボールタップの点検、交換時に、フレキ用エルボの袋ナットを緩めるだけで給水口から簡単にポリパイプを脱着させる為です。

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軒先のコーチネジから張り付けしたステンレス線にターンバックルを取り付け

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一部を除いてステンレス線を張り付け

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給水栓を開いて温水器に水入れ「太陽熱温水器据付」12へ続く