太陽熱温水器SJ-320の補修部品「Tさんの太陽熱温水器」4からの続きになります。
SJ-321、SJ-421の補修部品は前回投稿の太陽熱温水器SJ-320の補修部品「Tさんの太陽熱温水器」4で一部の部品に限られるとは思いますがSJ-320、SJ-420の補修部品として使用出来ることを確認済みです。
給水管だけは、工夫が必要だということをTさんに承諾を得て残りの補修部品を追加で送って頂きました。
N住設のTさんにはお手数をお掛けして申し訳ありませんでした。<(_ _*)>
本当に助かりました。
この日は、追加注文で手に入れた補修部品を持ってTさん宅にやって来ました。
早速、SJ-321用の給水管をSJ-320の給水口にあてがってみることに・・・
Tさんが現在取り付いているボールタップを取外ししています。2014/12/06
取り外ししたボールタップと紫外線で朽ちてしまっていた給水管の片割れ・・・
朽ちて無くなってしまったオーバーフロー管から修理を始めています。
サイドカバー右から5cmほど突出たオーバーフロー管は朽ちてしまって完全に折れた状態です。
類似記事 → 太陽熱温水器の修理「水道メーターのパイロットが回る」8
貯湯タンクと一体物のオーバーフロー管が朽ちて折れてしまっている状態を修理するにしても補修部品の供給が終了していることを考えると・・・( ̄  ̄;)
手に入る市販のものを使って補修するしか方法はなさそうです。
今回はカクダイのユニット取出し金具と16HT 給水栓エルボを使ってオーバーフロー管を作りました。
撮り忘れで画像はありませんがシールテープを巻いたカクダイのユニット取出し金具をタンク内から差し込みサイドカバーを挟み込む状態で16HT 給水栓エルボを締め付け
オーバーフロー部を補修した後、給水管をボールタップで挟み込み固定するだけとなっていますが流石に給水管は貯湯タンクの底面、壁面などに当たり上手く収めることが出来ません。
Tさんの右手辺りで切断する事にします。
何回かに分けて切断し、長さ調整
切断して貯湯タンクに収めてみましたがS字になった部分がタンクの内面につかえて上手く収まりが付かず再度、とがった部分を切断
数回に分けて切断し、ようやく収まるようになった給水管
長年水の中に取り付いていたボールタッブも一旦取り外しするとゴムパッキンなどは経年劣化で弾力が無く、割れ、ヒビなどが見受けられるために板ゴムを使ってのパッキン作り
タンク内に給水管を入れ
ボールタップで挟み込み固定
SJ-321、SJ-421の展開図ですが組み立て順はSJ-320、SJ-420などと同じ
株式会社ノーリツ 太陽熱温水器サービスパーツリストより引用
これで補修は完了! ε-(^、^;