ダイヤモンドコアで穿孔作業2「高齢者が住みやすい部屋作り」25

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ダイヤモンドコアで穿孔作業1「高齢者が住みやすい部屋作り」24からの続きになります。

浄化槽がある物置側からコアドリルを使ってコア抜きする予定です。

一番容易な場所と言う単純な理由ですが・・・( ^_^ ;)

リースで借りられるコアドリル本体の大きさを調べることなくお願いしてあったために先行して取り付けた継手が邪魔になってしまい基礎と継手間にコアドリルがセッティング出来ないといったお粗末な状態になってしまいました。( ^_^ ;)

取付けしてある継手を一時取外ししてコア抜きをすれば良いのでしょうが・・・継手が再利用できないことになってしまいそうなので面倒ですが、反対側からコア抜きをするように変更です。2013.10.1

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反対側には墨出しをしていない為に墨出しをしてあった側から中心部にコンクリートドリルで貫通

基礎部分は小さい穴ですが貫通させるのですから基礎の厚み以上のビット長さ(デルタゴンビット 全長316 Amazonでの検索結果)が必要になります。

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数箇所しなければならないコア抜きの中でも一番容易に出来ると考えていた個所が、一転一番面倒な個所になってしまいました。

たまねぎの保存「床下に保存庫」1から出入りする事になりますが結構重量のあるコアドリルをコア抜きする場所まで這ったまま運び込みするのも大仕事です。

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画像では分かり難いのですが、浄化槽側からビットで開けた穴が確認できます。

この穴が中心になる様にコアドリルビットを合わせてセッティングです。

セッティングの仕方はシーティーアンカー(TRUSCO シーティーアンカー ツバ付 スチール W3/8X30 10本入 GT3030BT)1本を打ち込み

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吊りボルト支持金具「天井収納」32での端材の寸切りボルトをねじ込み

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コアドリルベースを寸切りボルトに引っ掛け

ベースの四隅のレベルボルトで水平と垂直を調整します。

平ワッシャを入れた上からナットで頑強に締め付け固定

寸切りボルトを通すことが出来る平ワッシャが直ぐに間に合わなかったので手持ちにあった羽子板ボルト(両引き用)(吊木の補強1「天井収納」11)で使用しなかった部材を代用しています。

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コア抜きはセットするのが一番面倒な作業でセッティングが主な作業といっても差支えないくらい重要な作業と思っています。

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借りてきたコアドリルは給水の接続が必要で水を出しながらの穴あけです。

給水量の目安はホースから出した状態で鉛筆の太さぐらいを目安にしています。

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セッティングには時間が掛かりますが、これくらいの基礎であれば穿孔には時間は殆んど掛かりません。

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そして、墨出しの位置に上手く開けることが出来ました。

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次は、ユニット取付場所間近の基礎部分のコア抜きです。

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上に根太がある分やりにくいですが、最初の場所と比べればセッティングも含め容易に出来そうです。

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コアドリルのセッティング完了

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コア抜き作業中・・・

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次は、雑排水東側通路に向かってコア抜きです。

この箇所もブロック塀が邪魔になり通路の幅よりもコアドリルの長さが大きい為コアドリルをセッティングできず屋内からのコア抜きに変更

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送りハンドルをゆっくりと回しコアビットを送り込んでいるところです。

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雑排水コア抜き完了

順調にコア抜きが出来てはいますが、基礎の鉄筋を切断していることになります。

建物の構造、耐震などに非常に問題があり心配なところですが配管工事には必要な工程のため続行・・・・( -_-; ウーン

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最後に、給水、給湯用コア抜きです。

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特に大きな口径のコア抜きは鉄筋が切断されることになり、建物の構造、耐震などの問題になる場合があります。施工方法など参考にされる場合、施工及び使用される方の個人の責任でお願いいたします。

カッター切り「高齢者が住みやすい部屋作り」26へ続く