漏水箇所を探す「水道メーターのパイロットが回る」3からの続きになります。
漏水が気になり他の作業がまったく手に付きません。建物の周囲は全てコンクリートで覆われており何処を掘り返すにしても時間と労力が必要になることを考えるとかなり落ち込んでしまいます。\(-_-;)/オテアゲ
御( `ё´ )様のひとり言・・・・・・「太陽熱温水器は大丈夫なのかなぁ?」
太陽熱温水器の止水栓は間違いなく閉栓し水道メーターパイロットが回るかどうかは確認済みです。
ただトイレと同じく太陽熱温水器にもボールタップが取り付けられているのでトイレのロータンクの蓋は持ち上げて内部を確認しましたが太陽熱温水器のタンク部内の確認はしていません。
梯子を使って大屋根に上がるのは億劫ですが、一応確認をして見ることにしました。2012.11.7
赤いのが太陽熱温水器の止水栓(ベランダから撮影)閉栓
この太陽熱温水器も2代目で活躍してくれています。
過去にタンクまわりのトラブルがあり補修をしています。
梯子を掛けて見てみるとわずかに漏れています。
これが原因か?
ボールタップの点検の為、注水口カバーの取り外し
中に見えるのがタンク内ブタ
タンク内ブタをはずしてみると吐水口から水が注入されています。
ここで疑問です。
太陽熱温水器の止水栓は検査中のため閉栓したはずなのですが・・・・・???
バルブが壊れていて完全に閉栓が出来ていない可能性があります。
太陽熱温水器の止水栓は「完全に閉栓が出来る」との思い込みが失敗の元でした。
止水栓を閉栓したことで漏水箇所から除外していましたから・・・・・・。
過去にサイドのステンレス板はサイドのカバーがヒビが入ったため加工して補強
ボールタップを取り外し
ボールタップはベランダへ下ろし検査
ビス2本を取外し分解
十字の部分が「案内羽根」と言うらしいです。この先端にパッキンが取り付けられています。
「案内羽根」は真っ直ぐ引き出すことで取外しが簡単に行えます。
パッキンに大きな傷、ゴム自体もかなりの劣化が見受けられます。
パッキンの当たりの部分にも深いキズが付いています。
パッキンの当たりの部分をヤスリで平坦になる様に削ってみましたが7時の方向の深いキズを完全に取り除くことは難しいです。
当たり部自体を1㎜ほど盛り上げてあるのでこれ以上削ってしまうと周囲と同じ高さになりパッキンと当たり部分の接点が広くなり止水に影響が出ることも考えられますが・・・
ちょっと強引にキズが取れるまで研磨してみます。
7時の方向の深いキズを完全に取り除くことは出来ましたが・・・・。
この状態でボールタップを組み立てタンクに取付し試運転しましたが水位がオーバーフロー管ギリギリでようやく止まる状態です。
このためボールタップを交換する事にしました。
刻印からメーカー名と品番を知る事が出来るのでボールタップ一式の注文が出来そうです。
KKK(兼工業株式会社)
SH13
太陽熱温水器の止水栓取替え「水道メーターのパイロットが回る」5へ続く
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