キッチンパネルでジョイナーを使う「洗面所をリフォーム」Ⅱ65からの続きになります。
この壁も一枚物の貼り付けになります。2012.5.25
浴室ドア枠、埋め込みボックス、天井部分のカットだけですからこの部分のカット・加工は難しいことはありません。
ほとんど天井に突き当たるほどの一枚物ですからジョイナーを取付し貼付け時の位置決めが一番の難所ですかね。
ここも、御( `ё´ )様に応援してもらうしかないですかね。( -_-; ウーン
切断は硬質断熱材などの上に置き、当木を用いて、必ず刃物を表面から入れて裏面から出るようにしてください。セラール施工説明書の注意書きです。
ミラーフォームの上にセラールを置いてのカットです。
加工する場所が少し離れているため簡単に鉛筆で描いて来た図面に寸法を記入、それを見ながらセラールにカットする部分の線を引いていきます。
セラールに鉛筆で引いた線は見づらい為、赤鉛筆、極細油性ペンなどを多用しました。
縦の長い寸法には墨つぼで線を引きます。
ただ表面から見た図面寸法をセラール裏面にカットする部分の線を引いていく訳ですから注意しないと間違えやすいです。
表から見た寸法を表に線を引いてカット・加工するのは簡単ですが、表面に欠けが出やすい為に刃物を表面から入れて裏面から出るようにとの注意書きがあるのだろうと思われます。
一度試し切りをしてはみましたが、保護テープが貼ってあるため電ノコのスベリが悪くカットしづらく表面にキズが付くおそれがあるため表面からのカット・加工は断念しました。
又、注意書には当木をしてカット・加工とありますがこれは私には難しい作業に思えるため当木なしで電ノコ165㎜の90Pのチップソーの効果を確かめて見るためこれも試し切りをしてみました。
切り口は満足いく状態でしたので当木なしで裏面からのカット・加工で全て行っています。
アイカ セラール施工説明書より引用
キッチンパネルのチップソー「洗面所をリフォーム」Ⅱ59で作ったダストノズルに掃除機のジャバラホースを取付しカットしています。
掃除機と電ノコの2つのスイッチを入れないと使用できないのでやはり不便です。それにジャバラホースの取り回しをうまくやらないと切断途中でジャバラがセラールの角に引っかかって電ノコをセラール上を滑らすことが出来ないことがあります。
注意が必要です。
こういった工夫をしても切断途中の粉塵はやはり凄いです。
ある程度の覚悟は入りますね。さすがに90Pのチップソーを使用しているため円滑に切れ切断面はきれいで欠け等は、ありませんが・・・・。
貼り始めのコンセントの穴あけはドリルで四隅に穴を開けて切抜きをしていましたが・・・
アイカ セラール施工説明書より引用
それから後の穴あけはトリマーにストレートビットを取付して使用しています。
切り欠きする場合トリマーでカットすることによって隅はピン角にはならず丸みのある角になりますから説明書のようにクラック発生の恐れと言う事もないでしょう。。
画像の様にホコリは凄いですがガイドさえしっかり作っておけばきれいに開ける事ができます。
下画像はコンセントの穴あけですが穴あけに必要な大きさに線を引き、ガイドなしで線に沿ってゆっくりとカットしています。真っ直ぐにはカットできていませんが、コンセントにフェイスプレートが取り付けばまったく分からなくなるのであまり気にせずカットしています。
埋め込みボックスに合わしたトリマー用のガイドを作っておけば良かったのですが・・・。
短い寸法の場合もトリマーにストレートのビットを取付してカット。
ピン角にはならず丸みのある角になっています。
縦の寸法の長い部分は電気ノコでカット
その時の電気ノコ用のガイドはセラールの端材を両面テープ、ガムテープなどで固定してガイドとして使いました。これも事前に木材等で定規のようなものを作っておけば安定した作業になるのですが・・・・。
最後のL角の部分はゆっくり注意してカット。
角を行き過ぎないようにガイドを取付けておけば安心かなと思いますが刃先を見ながらのカットでした。
ここからは運ぶのと貼り付けは御( `ё´ )様と二人で行いました。
一枚物は塗布したボンドが余分なところに触ったりで大変です。その為ドア枠などはマステで養生しています。
カットさえうまくいっていれば貼り付け自体の作業はさほど難しいことはないのですがやはり重要なのは寸法取りです。
シャンプードレッサー裏の隠れてしまう部分は貼りません。
端材のセラールを利用して貼っていきます。キャビネット部の壁固定位置とミラーの壁固定位置には端材のセラールを仮留めテープと接着剤で貼り付けしました。