火災警報器の取付場所と位置について「K様邸の設備点検」

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東芝住宅用火災警報器 TKRJ-10「K様邸の設備点検」からの続きになります。

説明書に詳しく取付け場所の説明が書かれています。2012.4.13

東芝住宅用火災警報器 TKRJ-10取扱説明書から引用

 

過去にいくつかのメーカーの火災警報器を取付した経験があります。

どのメーカーも取扱説明書には取付位置として照明器具との距離は「なるべく離す」と抽象的な表現でしか書かれていません。「なるべく」とはどれくらいの距離なのか取付ける場所が無ければ近くに取付しても良いと言うことなのでしょうか? 「なるべく」とはそう言う意味に取れるのですが・・・。

照明器具の形状によって距離が違ってくるのでこういった表現になったのかな。

あやふやな表現で設置する者にとっては悩ましい書き方のように思われます。

東芝住宅用火災警報器 TKRJ-10取扱説明書から引用

 

もう一つ取扱説明書に記載をして欲しいことがあります。

取扱説明書に天井設置の場合壁から60cm以上離すとありますが120㎝に満たない廊下、階段の踊り場などは壁から60cmの距離をとることが出来ません。

120㎝に満たない廊下、階段の踊り場がある住宅は結構あるんですよね。

この様な場所の取り付け方法が今までに取付したメーカーの火災警報器の説明書にも書かれていませんでした。取付け基準が詳細に書かれたテキストなどが手元に無いため分かりにくいですよね。

この様に思うのは私だけでしょうか・・・?

今までは120㎝に満たない場所については天井の真ん中に取付をして来ましたが・・・。

階段上がり口のこの場所に取付予定

 

①取付ベースから警報器をはずします。警報器を左に回して取外し

 

②電池の接続します。電池のコネクタを 警報器側コネクタに差込

警報器側コネクタに(赤・黒)と表示がありますので線の色を合わせて接続します。コネクタの形状でつなぎ間違えることはない様に出来ています。

 

接続したと同時に「ピポッ」と鳴り、表側真ん中の表示灯が光ります。

 

③「下地探しどこ太」で下地を探して取付ベースを天井に取付します。

 

④位置合わせマークを合わせて右側に回して取付しボタン(警報停止・押す)を押して作動テストを行います。

 

これで階段上がり口の天井への取付完了です。

後は寝室になりますがどの部屋を寝室にするかを入居者の方に確認してからの設置となります。


部材の購入金額「K様邸の設備点検」へ続く