フロアタイルの貼り方
廊下の奥から張り始めることにします。
基準線は引かずフロアの継目を基準線にしていきます。2011.12.22
幅木が付くところの隙間は問題ないですが枠、額縁とかがありますのでかなりの時間がかかります。真直ぐなところの修正はカッターでなくカンナで薄く削り修正をします。
張る箇所に合わせながら少しずつ削っていきます。
問題は枠、額縁とかがある入り口付近が一番手間がかかります。
直角であれば簡単なのですが・・・・。
角をルーターなどで「ギンナン面」の面取りをしてあるので細かな作業になりそうです。
「シンワ 型取りゲージ 」(Amazonでの検索結果)を使って型取り。
まず型を取りたいところにあてがいます。
型を取ります。
型を紙に写し取ります。
紙をカッターで切り抜きそして枠にあてがってピタリ合うかどうかを確認。
紙をフロアタイルにセロハンテープで張り付けカッター、ノミなどで要らない部分をカットしていきます。
特に細かいところのカットには彫刻刀が威力を発揮しました。特に先の丸いのとか尖がったものとか大変便利に使用できました。
額縁の型をカットした後、直線部はカッターで切り目を入れた後、折り曲げれば簡単にカットすることが出来ます。
うまく納まりました。
床面に接着剤無しで仮置きしていきます。
普通は先に糊を床に付けて貼りながら、フロアタイルをカットして行くことが多いらしいですが、
慣れていないので先にカットして接着剤をつけないで並べてみてから何回かに分けて貼る事にします。
特に入り口付近の見切り縁など入り組んだところがかなりあり時間がかかりそうです。
列ごとに半分づつずらして並べていきます。
3列分がカットできたので糊付けします。
フロアタイルを注文するときに接着剤でも悩みました。
決定した接着剤は・・・・・。
以下の接着剤です。
缶のラベルの仕様
一液ウレタン系接着剤
ヤヨイ化学 プラゾールUF1 3kg
ホルムアルデヒド放散量等級 F☆☆☆☆
一液ウレタン系接着剤ヤヨイ化学 プラゾールUF1 3kg 1缶 |
◆用途
適用床材、適用床下地の接着
ノンスリップ塩ビシート等ビニルシートの共用廊下、ベランダ等屋外の施工
◆適用床材
防滑性シート等長尺ビニル床シート(織布・不織布・ビニル積層等)、クッションフロア、人工芝、カーペット類、リノリウム系床材、ホモジニアスビニル床タイル、コンポジションビニル床タイル
適用床下地
モルタル、コンクリート下地(含水率10%以下)、コンパネ等合板下地
◆特長
耐水性に優れ多少湿気の残っているモルタルにも使用できます。(含水率10%以下)。
いろいろな床材(ビニル床タイル、ビニル床シート、人工芝、リノリウム・・・etc.)を張ることができます。2液混合の必要がなく、かつ低温時にも使用できる等、エポキシ系にはないメリットがあります。
オープンタイム 張付け可能時間
春秋(20℃) 10~20分 50~70分
夏 (30℃) 10~20分 30~50分
冬 (10℃) 20~30分 50~70分
ネット上のいろんなところに特徴などが掲載されていました。
◆低臭で初期接着力が強く、クセが強い床材のおさまり性に優れます。
◆ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・エチルベンゼン・スチレン不使用。
◆ウレタン樹脂系接着剤 一液溶剤型
◆耐水性・耐熱型 UFよりも安価品
◆ホモジニアス系の硬いシートやフロアタイルの施工に適しています
◆長尺シートの浮きやフロアタイルのズレを強力に防ぎます
2液エポキシ系と最後まで悩みましたが施工性なども考えてみて、上を参考に「プラゾールUF1」決めました。(特に決め手は太字の箇所です。)
接着剤を適量床面に垂らし溝の付いた床糊用のヘラ(クシベラ)で塗り広げて生きます。
クシの波模様を付けて塗り広げていきます。
接着剤を均等に塗って、そのまま放置して若干乾かせること(オープンタイム)で接着力が強くなるということです。
接着剤が乾く少し前が一番圧着が強いらしいので時間を計りながら指で粘着度合いも確認します。手に付いていた接着剤が手に付かなくなればそろそろ張る準備をします。
接着剤を付ける前に並べた要領で、同じ様にフロアタイルを並べて貼って行きます。
ローラーで押したり、厚みのある木片をフロアタイルの上において金槌で軽くたたいて圧着する方法などでしっかりと押さえ込んでいきました。
今日はこれで終わりにします。