パン排水フレキで接続する「高齢者が住みやすい部屋作り」182からの続きになります。
この部屋の出入り口には数種類のふすまが存在し、ふすまを洋室風にⅢ・・・和ふすまが洋室風にする最後の取り組みになっています。
和ふすまをどのようにすれば最適に洋室風にできるのか?全くの手探り状態です。( ̄  ̄;)
下画像中央の和ふすま右側には数日前、実験的にクロスの端材を貼り付けして接着状況などを確認したりして下準備をしています。
結果、ふすま紙の上に壁紙用接着剤で壁紙を上手く貼り重ねることが出来るということを再確認したところです。
直、洋室風にするのは「高齢者が住みやすい部屋・・」側のみで裏側の部屋は和室のまま使用するため裏側のふすま紙には手を入れないことにしています。2014/04/12
そして、洋風らしさを出すためには円形の引き手から洋室風によく合う縦長のステンレス製に交換することにしていますが・・・( ̄  ̄;)
和ふすまは木製の組子の上に下貼りの含めて何層もふすま紙を貼り重ねられているだけということが分かります。
和ふすまの引き手からふすま縁側にカッターナイフで切れ込みを入れているのは縦長の引き手を取付ける位置を探るためで、縦長引き手の取り付け位置に引き手固定のための下地材があるのかどうか?( ̄  ̄;)
壁紙を引き手の大きさに切り欠き
切り欠きの上部分には少し空洞箇所がありますが、切り欠きした上辺には運よく横桟がありました。( ^ ^ )
引き手の固定用ビス穴(戸ふすまに引き手を取付「高齢者が住みやすい部屋作り」176)は引き手の上下にあるのでこの切り欠き部分に掘り込みをすれば縦長引き手が取付できるということです
カッターナイフで切れ込みを入れた部分のふすま紙は一枚一枚木工用ボンドで貼り付け直しです。
重石を置いて乾燥まで待ちます。
残りの和ふすまにも上と同じ掘り込み位置で墨出し
トリマーにストレートビットを装着
BOSCH パワートリマー PMR500 (楽天市場での検索結果)
和ふすま全て同じ位置に縦長引き手が収まる溝を掘り込み
ストレートビットで掘り込みしたコーナー部は直角にはならないのでノミを使いながら隅出しをしていきます。
溝は大きくなり過ぎないように引き手を合わせながら、少しずつ掘り込み
引き手の溝掘り後、ふすま縁をサンドペーパで研磨
ふすま縁の研磨を終わらせましたが、 4枚分となると地味な作業ということもあって結構疲れますね。 (。´-д-)