遮光3級のロールスクリーンで遮光「高齢者が住みやすい部屋作り」198からの続きになります。
大幅に遅れてしまい5月の初めであればどうにか完成し生活ができる状態になりそうです。( ^_^ ;)
生活に必要不可欠である水回りの使用状態を確認し、問題が無ければ数日中に生活をしてもらうことになります。
まずはドゥケア・ユニットを使用する前の調整、手入れの仕方などを確認2014/04/30
3枚引き戸の下枠カバーは排水溝になっていますから下枠カバーの排水溝が詰まるとフロア側へ水が流れ出ることも考えられます。
工具要らずで下枠カバーを持ち上げるだけで取り外しが出来ます。
これなら下枠カバー下の汚れも苦にならずに清掃ができます。
下枠カバーは2分割されているので片方ずつ外して清掃可能です。
左から紙巻器、握りバー、シャワートイレリモコン
浴室内にコンセントを設置することは内線規定で禁止されていますのでユニット内にコンセントはありません。
ウォシュレットの電源は直結配線するタイプなのでユニット上の天井裏で接続しています。
丸いストッパーを回し・・・
天井点検口蓋を上に押し上げるだけで点検口は開けることができます。
通常は開ける必要など全く無く湿気が天井裏に入り込まない様に丸いストッパーを回して確実にロックしておくことが大切です。
トイレ側を濡らさないようにシャワーカーテンを引き戸に固定できるようカーテンに芯棒を挿入
樹脂製の芯棒には磁石部(黒色部分)が取り付けられています。
袋縫いしてあるカーテン端部に芯棒をカーテン上部から挿入
カーテンは引き戸側に取付した磁石部(両面テープで固定)に磁石で固定
風呂とトイレは簡易ではありますが、仕切ることが出来るようになりました。
シャワー・ド・バスの操作部
通常は吐水温度の調整などは必要ないとは思うのですが、特にG様は熱いのが好きですからね。
一応、吐出温度を確認することにしました。
吐出温度が表示目盛りよりも若干低いようです。
取扱説明書を見ながら温度調整していきます。
INAX シャワー・ド・バスNYS-2A NYS-2B取扱説明書より引用
①全開吐出し吐水口から出るお湯の温度が、温度目盛に関係なく40℃になるように温度調整ハンドルを回します。
②吐出温度が40℃になったところで止水し、温度調整ハンドルが回転しないように注意してハンドルカバー、キャップを外し、温度調整ハンドルを抜き取ります。
③抜き取った温度調整ハンドルの表示ボタンが温度表示の「40」に合うように温度調整ハンドルをはめてキャップを挿入し
ハンドルカバーをはめ込みます。※キャップは最後まで押し込んでください。ハンドルが外れる原因となります。(INAX シャワー・ド・バスNYS-2A NYS-2B取扱説明書より引用)
温度調節ハンドルの設定が終わり、いよいよ実際に体験してみることにしました。
湯船に浸からなくてもアームから吹き出る霧状の噴射で全身が温まるということなのですが・・・
湯船ではなくシャワー・ド・バスを採用した理由・・・・
本来は、冬場など湯船のお湯にゆっくり浸かることで身体全体が温まるのでしょうが、高齢者が介助なしで湯船の縁をまたぎ湯船に浸かるのは難しく感じられます。
カタログに記されているシャワーだけでお湯につかったように温まるという説明のシャワー・ド・バスか?、浴槽か?
迷いに迷ったのですが、このキャッチフレーズで後押しされたと言う感じです。
カタログに記されているようにお湯に浸かるのと同じように全身を温めてくれるのか?
少し、心配なところでしたが・・・( -_-;
短時間ですが使用してみた感想は・・・・確かに良いですね。( ̄ー ̄)b
シャワーほど荒目の状態ではないですがミストまで細かな状態でもなく、言葉で表せばやはりカタログに書かれている霧状シャワーと言う表現が的確でしょうか!?。
ただ、使用時間が短時間だったのと冬場の使用ではなかったので湯船に浸かるのとは比較ができないところがありました。
又、冬場に使用する機会があればレポートをしてみたいと思っています。
使用直後の浴室内の画像です。
湯気で視界不良と言ったところです。( ^ ^ )