ふすまを洋室風にⅠ・・・戸ふすま1「高齢者が住みやすい部屋作り」169

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パイプファンとダウンライトの取付「高齢者が住みやすい部屋作り」168からの続きになります。

戸ふすまの戸袋部分!?と言って良いのかどうか分かりませんが、その部分のクロス貼りです。2014/03/31(追加更新日2014/09/03)

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この部分は、唯一ボードを剥がさないまま新しい壁紙を貼り付けしています。

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現在、施工中の高齢者が住みやすい部屋には3箇所にふすまがあります。

ふすまをそのまま残したのでは洋室風ではないですからね。( ^_^ ;)

ふすまは和室の象徴みたいなものなので、どうにかして簡単に洋風化するか?悩みどころです。( ̄~ ̄;)

まずは・・・戸ふすまの和室側はベニヤの上にふすま紙を貼り、回りに黒艶の厚さ2mmほどの貼付縁を両面テープで貼り付けふすまのように見せ、洋室側は化粧合板が貼られて洋室風に見せて、和室と洋室の間仕切りに使われています。

作業には広く場所を取るため屋外へ持ち出して作業することにしました。

洋室(リビング)側はポリ・シート化粧合板が張られていますので、今回の作業では全く手を付けずに和室側だけを手直しして行きます。2014/03/31

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引き手もふすま紙の剥ぎ取りには邪魔になるので一旦取り外し

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洋風らしさを出すためには引き手の交換も重要と思われますので、この機会に、洋室風によく合う縦長のステンレス製に交換

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2.5㎜ほどのベニヤ板にふすま紙を貼り付けしてあり、周囲には貼付縁(黒艶)を引戸の縁に両面テープで貼り付けし、ふすま風にしてありますが、これも取除きします。

貼付縁(黒艶)を貼り付けてある両面テープは簡単に剥がれてしまうところと、しっかり張り付いているところがあってノミを使って取除いていますが、張り付いてる両面テープの糊がふすま縁側に残っているのが少し気になるところです。

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ふすま紙を剥がしていますが経年劣化のためか?ふすま紙と一緒にベニヤ材が剝がれてしまう箇所があって、ふすま紙だけを剥ぎ取るという最初の構想もあえなく撃沈・・・( ̄_ ̄|||)

ベニヤの間に使われている接着剤が劣化して、貼り合わせ面が剥がれやすくなっているようです。

一苦労しそうな予感が・・・( ^_^ ;)

しかし、上手くベニヤ1枚を一皮剥がすことが出来れば・・・  ( ^ ^ )

ふすま縁の間に段差が出来てクロスを貼り付けするには打って付けのような感じです。

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ダメもとでベニヤの一皮だけを剥がしにかかります。

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どうにか上皮だけをはがすことが出来ましたが、後に残ったベニヤだけでは流石に薄い~!

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円形の引き手から洋室風にするためにトリマーにストレートビットを付け、縦長の引き手が入りこむ溝を彫り込み

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トリマーがあれば彫り込みは容易に済ませることができ、引き手の交換は難しいものではなさそうですが、引き手を取付ける位置に下地材が入っていることが条件になります。

錐先などを使ってどの範囲に下地があるかを事前に調べ、下地に合せた大きさの引き手を選んでいます。

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トリマーで彫り込みした後、ノミを使って引き手が上手く収まるように調整

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この機会に戸車も交換することにしました。

2本の釘で止まっているだけですから、容易に交換できます。

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ホームセンター売り場には何種類かありましたが、取外した戸車を持ち込み、車サイズと形に気を付けて買って来ました。

同じものではないですが、よく似ています。メーカーは同じかも・・・・?

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掘り込み部に戸車を入れ、付属の釘を金槌で打ち込めば取り付け完了ですが、引戸の戸当たり部分に隙間がある場合には戸車の取り付け方法(赤線の囲み)によって微調整可能と思われます。

説明書にあるように木板などで調整しながら取替えすることをお勧めします。

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MAZROC ウレタン製戸車平型30ミリ マツ六株式会社パッケージより引用

 

掘り込み部

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お手伝いはチッチ隊長にお願いしています。m(_ _ )m

引戸を横に立てた状態で釘打ちしスムーズに取り付けできました。

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ふすまを洋室風にⅠ・・・戸ふすま2「高齢者が住みやすい部屋作り」170へ続く