汚水配管「高齢者が住みやすい部屋作り」27からの続きになります。
雑排水、給水、給湯配管全て途中からの分岐です。
給水配管は25φ HIパイプから取出し2013.10.4
25φ HIを直線での取出しとなると前後かなりの範囲を掘り上げる必要があります。
この場所の取出しには25HIパイプで1.5m長さを掘り上げてパイプを弓なりに曲げながら20×25HIチーズを差込して取出ししましたが、「弓なりに曲げながら」では最低限1.5m自由になるパイプ長さが必要です。
パイプ径が細くなれば話は別で、これだけの範囲を堀上しなくてもチーズ、ソケットの接続が出来るのでしょうが・・・
基礎側に直に分岐することも考えましたが、補修が可能な繋ぎしろが出来るこの方法を選択
広くパイプを露出できない施工場所は・・・
以下の方法でエルボ4個とチーズ1個を使用し「鳥居配管」することで小範囲の堀上で取出しをする事もできます。
①分岐したいパイプを切断し、パイプ両端に同じ方向にエルボを取り付け
②このエルボと同じ幅でチーズを取付け組上げた物をあらかじめ作成
③エルボ2ヵ所とパイプ部2ヵ所に接着剤を塗って同時に差込
継手は多く必要になりますが、これを上手く応用することで色々な状況に応じた取出し、漏水等の補修をすることができます。
他にも補修部品としてMCユニオンを使って施工する場合もあります。