スナッチとベルトスリング「天井収納」23からの続きになります。
いよいよ100×120×4000米松を天井裏に!
加工の全ては運び込み前に、下の物置で済ませて、天井裏では組立だけを行う事で計画しています。
穴開け、長さなど加工の寸法が少しでも違う事があると取り替え、加工のやり直しなど狭い天井裏で行う事は難しいですからね。
加工といっても長さを揃える事と昭和ボルトが入る穴を1箇所開ける事だけなのですが・・・( ^_^ ;)
穴を開ける位置の寸法取りは2mの胴縁2本をコーススレッドでつなぎ合わせて作ったものさしです。
これを使って天井裏で寸法を測ってそれに合わせて穴を開けていきます。2013.8.10
メジャーは、しなりがあって測定し難いですが、これだと狭い天井裏を這い回って測ることもないですし、合わせ切りに似たような感じです。
これで開ける位置は、間違いのないことだとは思いますが、厚み120㎜の木材に電気ドリルを手持ちで垂直に穴を開けるとなると慣れない者にとってはかなり難度が高いですからね。
色々と考えてみましたが、ホームセンターへ利用できそうな工具を見に行って見ることにしました。
工具としては、メーカーは違いますがこの2つのタイプが使えそう・・・
今回、開ける穴はほんの数箇所ですからね・・・・
結局、買ったものはこれでした。
思いのほか上手く開ける事が出来ました。
次回に使用レポートを更新予定です。
木材店のKさんに質問されました。
「天井収納の工事は、天井を全て捲って作業をされるんですか?」
普通はどうなんでしょうかね?
出来る限り大げさなことはしたくないのが、本音なのですが、この4m物が天井裏に納まらなければ2階の天井を捲ってしまうことも覚悟しています。
かなり意気込んで梁を運び込もうとしていたところ・・・
おいちゃんと(◎_◎)さんの応援隊です。
スナッチとベルトスリング 何ぞ・・・まったく必要なし、一気に天井裏まで上がってしまいました。
まずここまでは60×60×4000の木材で確認済みです。⇒長い資材の搬入「天井収納」7
天井裏に納まった100×120×4000の木材を一人で数ある吊木を交わしながら方向を変えて所定の位置に納めるのは簡単ではなさそうなのですが・・・
吊天井ですから大勢が天井裏に上がって木材を移動するのは、怖いので・・・
秘密兵器のスナッチ(滑車)とベルトスリングの出番です。
梁の片方は鉄骨、木材母屋からロープで吊るした角材に預けています。
そして、もう一方をスナッチ(滑車)を利用してはしご下からロープを引っ張ってもらい天井裏で浮かせた状態で少しづつ梁の方向を変えながら所定の位置へ・・・
天井裏までは3人、天井裏の梁の移動は2人で作業することが出来ました。
昭和ボルトが上手く加工の穴に合えば今日の作業は終わりにしたいです。
上手く収まりました。( ̄ε ̄〃)b
片方は横ズレが無い様にL型アングルで固定
これで今日も夜のビールがうまい!・・・・・。“( ^-^)/且
記載している内容は、専門知識を持って施工している訳ではなく、構造上に問題があることも考えられます。全て個人的な施工方法であり、感想です。
使用している部材、種類、施工方法など参考にされる場合、施工及び使用される方の個人の責任でお願いいたします。