天井を開口「天井収納」4

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天井収納用はしごユニットCW1816-14E「天井収納」3からの続きになります。

天井収納用はしごユニット折りたたみ式木製【8型・9型】施工説明書を見ながら天井の開口を進めていきます。

マステ(マスキングテープ)を天井に貼り付けしマステの上に鉛筆などで印を付けながら開口をどの辺りの位置にするのかを考えます。2013.7.12

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はしごが降りた状態の床面位置などにも気を配ります。

床面にも養生テープ、マスキングテープなどではしごの脚位置に印を付けてみました。

印を付けたはしごのゴム脚部分に合わせアルミ脚立を置いてみます。

そのアルミ脚立横を何度も通り抜けしてみます。体感的に、はしごの替わりにアルミ脚立で位置の確認をするのも一つの方法です。

天井収納用はしごユニット折りたたみ式木製【8型・9型】施工説明書には、はしごを降ろした時の寸法図が記載されています。

はしごが降りている状態のときに踊り場を楽に通り抜けることが出来るスペースを確保するために踊り場の中心に設置するのではなく、出来る限り壁側に寄せることにしました。

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最初に印を付けた位置よりも左右、前後とも壁寄りに修正

開口位置が決まったところで、天井から開口の隅部分1箇所に細い釘を使ってボードに打ち付けし天井内に貫通させます。

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屋根裏から釘位置を確認

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これを起点にして690㎜×1252㎜の開口寸法をボード裏上に簡単に記入

開口部分に配線、梁など切断してはいけない物が無いかどうかを確認しておきます。もし開口位置に問題があってやり直すことがあっても細い釘だと抜いた後の釘跡は殆んど目立ちませんからね。

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後は、踊り場側から開口寸法で正確に墨出しを行って 、ボードの粉、木屑などの飛び散りが拡散しないよう、開口部周辺を布マスカーと塗装用養生シートなどを使って養生

布マスカー粘着テープ付きマスキングシートでテープ部分を貼り付け、その後ビニールシート部分を伸ばすだけで養生が出来てしまう優れものです。

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小物などが沢山あるところは作業が終わった後の清掃のことを考えると養生は大切な作業の一つと思っています。

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切断方法はボードをカッターで切れ目を入れてからとも考えましたが、一気にゼットソーで切ってしまうことに・・・

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ゼットソーの先端をボードにあてがって、ゼットソー先端の背部分に片手を添えて尖った部分をボードに少しずつ切れ目を深くしていきます。

この方法でゼットソーを使用する場合は背の部分にタオルなどをあてがって怪我の無いように注意して下さい。

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㊦画のように先端がボードに入り込めれば後は簡単です。

切断ラインに沿って慎重に切っていくだけです。

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余り調子に乗って切ってしまうと切断した天井部が落下することになりますので、何回かに分けて開口することにします。

一人での作業の場合は、天井のボードを片手で支えながら慎重に進めて下さい。

ボードなどの割れ、落下などの事故につながります。

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今回は重くて一気に切ってしまうことが出来なかったので2分割で開口しました。

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天井下地板が少ないせいか思っていたよりも簡単に開口することが出来ました。

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開口部分を屋根裏からの画像です。

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ゼットソーでの切り口です。

ボード、クロス、下地材共、問題なくカット出来ています。

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天井下地板を補修「天井収納」5へ続く