メーター止水栓の伸縮部を交換「水道メーターのパイロットが回る」2からの続きになります。
自分の家なので水道配管等は一番熟知しているはずなのですが・・・
新築時に水道と自家水道の併用を考えていたことがあり2系統の配管が混在しています。
自家水道は事情があって断念、そして今、配管2系統は連結されて水道になっているので少し複雑な配管になっています。2012.11.6
次の項目に従って漏水箇所を探すことにします。
①屋内、屋外の蛇口全てで使用していないことを確認。
水道使用水量が多い「水道メーターのパイロットが回る」1時点で使用していないことを確認済
②建物の基礎(特に台所、浴室、トイレ等水回りがある壁裏の基礎部分など)[画像㊦]、周囲、配管経路と思われる箇所などの点検。水濡れ無
③床下[画像㊦]、パイプシャフト等屋内配管で目視で確認できる場所の点検。水濡れ無
2Fへの立ち上げ配管類 異常なし
④水洗トイレの止水栓を閉栓[画像㊦]
止水栓を閉栓状態で水道メーターのパイロットを確認。確認したところパイロットの回りに変化なし。
パイロットが回っていなければ止水栓を閉めたいずれかの機器への給水管などから水漏れと言う事になり漏水箇所はかなり絞られてきますが・・・・・・特にトイレのロータンクのボールタップからの水漏れは珍しくありません。異常なし
ロータンクの止水栓[画像㊦]
タンク内部の水位も確認しておく。異常なし
⑤給湯配管からの漏水とも考えられるので給湯機器の給水バルブ[画像㊦]を閉める。
安全弁が取り付けられている機器(特に灯油ボイラー、ユノックスなど)は安全弁が接続されている排水管へ水が出ていないことを確認。
※この時点で水道メーターのパイロットを確認したところパイロットの回りに変化なし。
給湯配管からの漏水もこの時点で漏水の有無が確認できる。
太陽熱温水器などのその他の機器の止水栓を閉める[画像㊦]
※この時点で水道メーターのパイロットを確認したところパイロットの回りに変化なし。
水道配管途中に止水栓が付いている箇所があれば全て閉める。配管2系統は連結されていますが切り離すことが出来るよう止水栓を取付けしてあったのでこのバルブを閉めてみました。
※この時点で水道メーターのパイロットを確認したところパイロットは止まりました。この結果、台所、2Fトイレ、2F洗面所以外という結果になります。
切り離すことが出来る止水栓[画像㊦]
⑥音聴棒などの調査機器を台所、2Fトイレ、2F洗面所以外の蛇口、水道パイプの露出した部分、配管経路で地盤沈下等のある場所[画像㊦]等にあてて調査をしていきます。漏水箇所の特定できず
微少漏れの場合、音聴棒使用による漏水箇所の特定はかなり難易度が高く経験者でも難しいところです。
⑦配管経路を調べ掘削しやすい場所を掘り起こして配管を探す。
特にこの場所は地盤沈下がひどく気になっている場所です。
セメンが割れいてる箇所でもありバールで簡単にセメントを取り除けそうです。
土を掘り返してみましたが水濡れなど異常は見受けられませんでした。
現在の検査状況は⑦と⑧の間のこの辺りです。
⑧配管を切り離しメーター側をキャップ止めしパイロットか回るかどうかの確認。
これでパイロットが回らなければキャップ止めまでの配管は漏水なし
パイロットが回ればメーターからこの箇所までの部分で漏水しているということになります。
⑧を繰り返し漏水範囲を狭めていくことになりますが、ピンポイントで修理が出来なければ一部露出で配管のやり直しになってしまいます。
太陽熱温水器から水漏れ?!「水道メーターのパイロットが回る」4へ続く
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