洗面所ドア補修「洗面所をリフォーム」Ⅱ93からの続きになります。
ダイノックシート
廊下側にも湿気の影響と思われるポリ合板の剥がれがドアの下部に集中しています。
ドア縁の全てをマスキングテープで養生
ポリ合板の剥がれを皮スキで捲り上げてみるとドア下部ほど表面加工が簡単に取り除けます。湿気の影響で表面加工と合板の間に接着性がほとんど無いといった感じです。2012.7.7
一定の位置になればポリ合板の表面加工と合板との接着は頑強で簡単には剥がすことができません。この辺りで、はく離作業は終わりです。
クロス用パテで段差になった所を埋めていきます。
パテが乾いた頃、仕上げサンダーで余分なパテを研磨し平坦に・・・
歪な所を手のひらで確認しながら凹の箇所に二度目のパテ塗りです。
もう一度仕上げサンダーで余分なパテを取除き平坦にならして行きます。
ダイノックシートを張る全面にプライマーを塗布
プライマーを塗布した後のドア表面は光沢が出でいます。
ダイノックシートをドアに合わせ少し大きめに縦横をカット
これで取り回しもしやすくなり又、端材も他の箇所の補修に役立てたいと考えています。
表向きに巻いた状態で送られてきたダイノックシートは巻き癖が付いているため裏面が見えるように巻き直し洗濯バサミで両端を固定
スキージを使って空気を抜きながら貼っていきましたが、これだけ広い箇所にダイノックシートを貼付けしたことは初めてです。
広いですが平坦で複雑な箇所が無いため容易に貼り付けが出来ると考えていましたが、プラスターボードに貼るクロスとは違って粘着力が強いために難しさがあります。
一番苦労したところですがエアー溜まりした時は一度めくり直してから再度貼り直ししましたが粘着力が強く少し剥がすにも大変な苦労がありました。
もう一つはダストの問題です。貼付け前にエアーダスター、ウエスなどで貼付け箇所の清掃をしていますが静電気とか風の影響で貼付け面とダイノックシートの間に入った小さなゴミ類でダイノックシートが凸になる事もありました。もちろん捲り上げてゴミを除去してからの貼り直しです。
作業場所の選択、環境などを整えて作業をするということが大変重要と感じました。
ここでも御( `ё´ )様に応援してもらいどうにか全面にシートの貼付けが出来ました。
クロス用の地ベラで余分なシートをカッターでカット
貼り終えてみれば以前の色とよく似ているのでまったく違和感はありません。
5日に洗面所側に貼付けをしたキッチンパネルの端材と既存のポリ合板の境目に見切り材を貼付
テープでの貼付けになるのでテープ接着部分にプライマーの塗布のためマスキングテープで養生
テープ付きの見切り材の巻き癖を直すために逆向きに丸めてから真っ直ぐに広げてみた所です。
合わせ目に貼り付けして出来上がりです。
ポリ合板2.5㎜とキッチンパネル3㎜で0.5㎜の厚みの違いがあるので見切り材はキッチンパネルには突き付けで、ポリ合板上に貼った事になります。
丁番のビスを取付して完成しました。
きれいにはなったと思いますが・・・・。
「今までの色とよく似ているので言われなければ張替えたことが分からない。」と言う事でなんか達成感が無いですね。
廊下側
剥げはなくなりました。
洗面所側はなんか違和感があります。裏表ともダイノックシートにすればよかったのですがまともにダイノックシートを買うと結構な値段になりますから・・・これも考えてしまいます。
「洗面所をリフォーム」Ⅱはこの日の作業で全て完了しました。