運び出し「洗面所をリフォーム」Ⅱ54の続きになります。
フロアタイルと一液ウレタン系接着剤
東リ フロアタイル ロイヤルストーン(ストーン)グラニット
基準線は引かず洗面所入り口ドアの敷居を基準線にすることにしました。
ドア枠、タイル見切り枠などの部分は突きつけで施工をします。入り口付近が複雑で一番手間がかかりそうです。
2階洗面所と同じく角をルーターなどでギンナン面の面取りをしてあるのでここも細かな作業になりそうです。2012.5.21
「型取りゲージ」(Amazonでの検索結果)を使って型取り。
ゲージから型を紙に写し取ります。
写し取った型をハサミ、カッターなどで切り抜きます。
フロアタイルをカットする前に写し取った型紙をドア枠に沿わせて型が合っているかどうかの確認をします。
フロアタイルの上に載せセロテープで貼り付け
写し取った型紙の上からカッターなどで切れ目を入れ直線部はカッターで切り目を入れた後、折り曲げれば簡単にカットすることが出来ます。
私の場合は、調整が出来るようにカットラインを少し控えめにしています。
大体納まりました。
手間が掛かりますがカットラインを少し控えめにすることで枠、タイル見切りとの隙間調整が出来ます。
カットし過ぎれば元には戻りませんから・・・・・。
彫刻刀、ノミ、カッターなどを使っての調整です。
時間は掛かりますがカットしては合わせてみるの繰り返しで納得できるまで行います。
これで納得できました。
セラール貼付け壁面との隙間は全て3㎜ほどの隙間をあけて貼って行きます。
次に面倒なのがこの部分です。
「型取りゲージ」(Amazonでの検索結果)を使って型取り。
ゲージから型を紙に写し取り
型紙のカット
紙をカッターで切り抜きそして枠にあてがってピタリ合うかどうかを確認。
紙をフロアタイルにセロハンテープで張り付けカッター、ノミなどで要らない部分をカットしていきます。特に細かいところのカットには彫刻刀が威力を発揮しました。特に先の丸いのとか、尖がったものとか大変便利に使用できました。
排水部分の穴あけは木工用ホールソー(替刃式)を使います。
ベニヤと同じ様な感じで開口できました。
床面には接着剤無しで仮置きしています。先にカットして接着剤は塗布しないで並べてみました。
フロアタイルにマスキングテープを貼り、テープ上に貼っていく順番を書き込んであります。フロアタイルを番号順に積み上げながら全て取外します。
ヤヨイ化学 プラゾールUF1 3kg
一液ウレタン系接着剤ヤヨイ化学 プラゾールUF1 3kg 1缶 |
この接着剤で貼っていきます。
接着剤を適量床面に垂らし溝の付いた床糊用のヘラ(クシベラ)で塗り広げます。
接着剤が余分な所に付かないようにマスキングテープで養生することが必要です。
慣れないと壁などに結構付いたりするんですよね。
オープンタイム 張付け可能時間
春秋(20℃) 10~20分 50~70分
夏 (30℃) 10~20分 30~50分
冬 (10℃) 20~30分 50~70分
接着剤を均等に塗って、そのまま放置して若干乾かせること(オープンタイム)で接着力が強くなるということです。接着剤が乾く少し前が一番圧着が強いらしいので時間を計りながら指で粘着度合いも確認します。手に付いていた接着剤が手に付かなくなれば貼付けの開始です。
接着剤を付ける前に並べた順番にフロアタイルを貼って行きます。
今回はタイル面に番号を書き込んであります。
ローラーで押したり、厚みのある木片をフロアタイルの上において金槌で軽くたたいて圧着する方法などでしっかりと押さえ込んでいきました。
今回のフロアタイルは面取りのないフロアタイルなのでタイル同士のわずかな隙間も良く目立ちます。
2F洗面所に使用した四面R面取をしてあるタイルの方が合わせ目の隙間は目立たない感じがします。
どうにか貼付けの完了です。