サンバイザーを下ろしている時にいやな音の後、ブラブラになってしまったそうです。サンバイザーを持ち上げて手を離すとロックが効かず常時この状態となっているとの事。
サンバイザーが必要ない時にも下りているのは・・・「非常にうっとうしい」
御( `ё´ )様の愚痴です。2012.7.30
車関係は余り触ったことはないのですが・・・・。
取り合えずサンバイザーを外してみました。
軸を回しながら表面を探ってみると付け根辺りの部品が折れて軸と一緒に動いている感じです。
カッターで開いて見ることにしました。修理後の事を考え修復のしやすい部分を開くことにします。
目立たないのは角部分になるのですが・・・・。修復するイメージがまったく沸いてきません。
平らな部分をマステに書いたラインに沿って切り開くことにします。
最初は出来る限り小さく切り開きします。
作業の内容によっては少しずつ開くことにしました。
表面のビニールの内側は全体が薄いスポンジに覆われています。スポンジも触ると経年のためか粘りがなくポロポロとちぎれる状態になっています。
修理の部分だけスポンジは取り除きです。
白色の樹脂の欠片とサンバイザーの軸を覆っている白色のカバーが外れた様になっています。
また、軸には黒色の金属部分が固定されていて 軸部を回転させると黒色の金属部分が軸について回転します。
黒色の金属部分はバネの役をしているようです。
このバネの中をサンバイザーの軸が回転をしています。バネと軸部を手で持って回転させてみますが動きが重い・・・・。
バネと軸の間にも樹脂製のシール部分がありこの接触部分が余り機能していない様子です。
よく見ると樹脂製のシール部分の変形???・・・・が原因かな
これ以上のバラシは出来そうにないのでグリスを注入してみましたがスムーズな動きとは程遠いような感じです。
それでも開いている内にと思い方向を変えながらグリスを必要以上に注入。
何度もバネと軸部を回転させながら確認するも動きは・・・・・・悪く重いです。
取り合えずバネを覆っている白色のカバーをビスで固定。
この状態でバネと軸部を回転させてみると、どうにか・・・ブラブラにならず上げ下げ出来そうです。
バネを覆っている白色のカバーはかなり薄くビスで固定することによって黒色のバネの押さえとしてサンバイザーの上げ下げ時に黒色のバネが動かないように耐える事が出来るかどうか・・・・?
サンバイザーを動かしたときに軸の回転に耐え切れる様に横からも樹脂に穴を開けビスの先端がバネの隙間に入り込む様にしました。
六角軸鉄工ドリルの先端が樹脂を貫通しています。
手前に写っている黒色のバネの先端はビスが入り込むくらいの隙間が開いています。
黒色のバネを所定の位置に押し込み
黒色のバネの隙間にビスの先端が入りこむ様に締め付けします。
バネの押さえカバーもビスで止めます。
中に入っていたスポンジの代わりに1㎜厚の両面テープで内側から少しずつ貼り付けていきます。
壁のビニールクロスを貼っていく感じです。
1㎜厚の両面テープはスポンジの役割はないようで表面はしわしわになっています。
美観だけであればこのままでも良いのですが接着の効果のほどが分からないので表面からも透明テープで貼り付けします。
これでまず剥がれる事は無いかと・・・?
修理痕は少し目立ちますが・・・。
車外から見た目にはまったく傷跡は分かりません。肝心のサンバイザーの動きは修理時にバネと軸部を手に持って動かしていた時と比べ固定して動かしてみるとそこそこ納得の出来る動きです。
いつまで持つかは分かりませんが・・・・・・。( ^_^ ;)
この修理に関しては数ヵ月後に使用状態を報告したいと考えています。
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