ヤリトリ継手でVU100φを分岐「高齢者が住みやすい部屋作り」16

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床下の穴掘り1「高齢者が住みやすい部屋作り」15からの続きになります。

浄化槽の流入口直前での分岐です。

全てコンクリートで覆われているVU100φから枝管を取出しする方法としてはヤリトリ継手を使用する方法が一番容易ではないかと思っています。

基礎部分の向こう側は床下にはなりますが、コンクリート打ちではないので掘ることは可能です。

復旧の事も考えれば床下部分での分岐も一つの方法では・・・

数週間前までは、この方法も考えていたのですが・・・

トラブルがあった場合の点検が出来ない等の事も考え中止

コンクリートの補修などの作業は増えてきますがこの個所(汚水配管の経路に基礎「高齢者が住みやすい部屋作り」7)での分岐にしました。

又、ヤリトリ継手を使わないで分岐する方法も考えてはみましたが、パイプ周囲の穴掘り部分がかなり大きい範囲になってしまいますからね。2013.9.24

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各メーカーからヤリトリ継手が販売されています。

汚水管の分岐なので管底部に溜りが出来ない偏芯タイプになっていることもあって、今回はこのアロン SLR100を選択しました。

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施工説明はヤリトリ継手に貼ってあるシールに書かれていますが・・・

施工経験がない場合は分かり辛い記述のようにも思えます。

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この状態で分岐を考えています。

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既設配管に切断する位置(実線に丸)、挿入した時の位置(点線)に印を付けてみました。

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切断する場所(実線に丸)をパイプ用ノコで切断

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滑剤を挿し管の面取り部とヤリトリ継手のゴム輪内面に塗布

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ヤリトリ継手を挿し管(既設配管)上流側 に突き当たるまで挿入

ヤリトリ継手を上流側に目一杯差し込んだ状態と挿し管(既設配管)下流側との間隔が合流マスの全長であればうまく収まります。

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ヤリトリ継手と挿し管(既設配管)との間に合流マスが入って挿し管(既設配管)下流側に挿入出来ることを確認

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合流マスと挿し管(既設配管)下流側を接着剤で接着

挿入直後、汚水枡蓋部分が水平になる様、微調整をします。

※特に口径の大きなパイプの接続方法は挿入しろいっぱいまで入れ込み難いのでバール(水平器の左側)先端を土に差込、それを支点にしてテコを利用して挿入しています。

又、ヤリトリ継手など掛かりが殆んど無くバールが使えない継手などはパイプにバンドを挟み込みバールが掛かるように準備をしてから接着する場合もあります。

口径の大きなパイプの接着は一発勝負のところもありますし、スムーズに作業をしないと接着時にやり直しをしたくても抜きも挿しも出来ない状態になってしまう事もありますからね。( ^_^ ;)

挿入後、抜け防止のため力を緩めないで保持する必要があります。

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ヤリトリ継手と合流桝に接着剤を塗布

ヤリトリ継手をスライドして接続

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この日はここまで終了です。

この作業が終わったことで基礎貫通の正確な位置出しが出来るようになりました。

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マキタ集じん機475(P)の使用感 ①畳の解体「高齢者が住みやすい部屋作り」17へ続く