加圧ポンプに止水栓と袋ナット付きアダプター「Tさんの太陽熱温水器」10からの続きになります。
Tさん宅は太陽熱温水器で温まった水を補助熱源である灯油ボイラーで加熱して設定温度で給湯出来る様にしています。
この様にする事で燃料費を大幅に節約することができます。( ^ ^ )
しかし、万が一太陽熱温水器が故障して使えなくなった場合、水道配管に切り替えして使用することが出来る様、ボイラー給水接続口側に三方バルブの取り付けを済ませていましたが、「屋内用灯油ボイラーに取り替え「Tさんの太陽熱温水器」9」の工事では作業に手間取ってしまい接続できていませんでした。2015/05/04
関連画像 → 太陽熱温水器と灯油ボイラーの配管図
この日は三方バルブと水道配管間の配管を行います。
その接続に使用する配管材料はフレキパイプ(ベンリーカン)です。
ホームセンターなどで販売されているものはあらかじめ袋ナットが取り付けられた定尺のフレキパイプが殆どです。
定尺のフレキパイプの長さは5~10cm刻みで作られたものしか販売されてないですからね。
数mm単位でフレキパイプの加工をするにはフレキパイプのツバ出し工具(amazonでの検索結果)が必要になります。
生憎手持ちにあるフレキパイプのツバ出し工具は呼び寸法13mm用しか持ってないんですよね。
今回、使用するフレキパイプの呼び寸法は(mm)20のフレキパイプです。
ツバ出し工具は結構高価ですから購入するわけにもいかないですし行き付けの水道部品店で3山カシメ専用工具(ハンマータイプ)をお借りしてきました。
勿論、必要長さの長尺巻フレキを切り売りしてもらいフレキパイプ用袋ナットも購入
お借りできない場合は、フレーキニップル間の寸法を正確に測ってお店で作ってもらう方法もあります。
巻フレキを必要な長さにカットしてフレキパイプに袋ナット を入れ、つば出し機でフレキの両端を平らにつぶして つばを作っていきます。
つば出し機につぶす部分をセット
注:当たり前の話ですが、つば出し機にフレキパイプをセットする前に袋ナット を入れるのを忘れない様に・・・
つぶした後では袋ナットは入りませんからね。( ^_^ ;)
ハンマーで叩く
つば出し機を開きカシメを確認、上手く3山カシメ出来ています。
作成したフレキパイプに保温筒を巻き
三方バルブと水道配管に接続
水道配管全てに保温筒巻き
ハツリ部分を埋め戻しした後、Tさんがモルタルで補修して「Tさんの太陽熱温水器」は無事完了しました。
最後にシャワーの水量が少ない!「Tさんの太陽熱温水器」7での・・・
Tさんの奥様の感想・・・「以前と比べて余り変わらない様な感じ・・・・」
何が原因か?も含めて対策を考えることに・・・(; ̄д ̄)
この問題も新しくボイラーを取り替えしたことで上手く解決できました。ε-(^、^;
今まで使用していたボイラーに問題があった様で給湯加圧器で新しいボイラーに給水してからは快適な給湯が得られているそうです。(= ̄▽ ̄=)V